便秘・下痢

便秘

便秘とは字のごとく、便が体内に秘められて出てこない状態をいいます。食べ物のカスである便が腸内に長時間留まっているために、便の水分量が減って硬くなり、排便するのに苦労したり、排便時に腹痛を伴ったりする状態です。

一般的には3日以上便が出ない場合を便秘といいますが、排便の間隔には個人差があるので、2〜3日に一回でも、スッキリと排便できるようなら便秘ではありません。

しかし、4日以上排便がない場合には、いくら苦痛が伴わなくても、便秘気味だと思ったほうがいいでしょう。また、毎日排便があっても苦痛や残便感など不快感を伴う場合は、便秘と考えた方がよいでしょう。

下痢

下痢と便秘は、表裏一体の便通異常ですが、下痢も便秘も、基本的には腸のトラブルが発生したときに起こるものです。

下痢は、腸の蠕動運動が異常に高まって、腸内を通る便の輸送時間が短くなり、十分に水分を吸収できないときに起こります。また、小腸の水分や電解質の吸収が不十分な時や、腸粘膜の損傷などによって、細胞内から分泌物が出され、その分泌物が腸管を刺激することによって起こります。