便チェック

便の色

理想の便は、黄金色、黄土色や黄褐色であれば健康状態といえます。一般的に、赤ちゃんの便は理想の黄金色に近く、加齢とともに茶色になり、老人になると濃い茶色になります。赤ちゃんの腸内にはビフィズス菌が多く含まれ、それがお乳の中の乳糖を分解、腸内は弱酸性になっています。これがきれいな黄金色の理由です。

逆に老人の腸内にはビフィズス菌が少ないので、脂肪分を摂りすぎたりすると、消化するために分泌される胆汁の量が多くなるため、便の色は濃くなり、腸内は弱アルカリ性に傾きます。胆汁が便を茶色にしているのです。

便の硬さ・形・水分量

便に含まれる水分量によって硬さや形が変わってきます。健康な便には70〜80%の水分が含まれています。理想のバナナ型や歯みがき粉くらいの硬さで、トグロをまくような状態なら健康といえます。

水分量がそれ以上になると、軟らかめの泥型、水分量が90%以上になると水様の下痢便となります。70%以下だと便秘あるいは便秘気味の状態で、小さな石ころのようにコロコロ型の便が何個かに分かれて出てきます。

一般的に便秘のときはコロコロ型になりますが、便秘が続いて腸のバランスが悪くなると、コロコロ型と下痢が同時にでるようなことも起こってしまいます。

便のにおい

理想の便が出ていると、あまりにおいはありません。便秘で腸内に便がながいこと留まったりすると、腸内で便が醗酵するため、臭くてにおいの強い便になります。ストレスや過労の時も便は臭くなります。また抗生物質や栄養剤などを飲んでいるときは、独特のにおいを発したりする場合があります。さらに、肉類をたくさん食べたり、にんにくなどにおいの強いたべ物を食べたあとも、においは強くなります。

便の量

排便量には個人差がありますが、一日当りの平均的な排便量は、日本人で約150〜200グラムといわれています。人によって異なる原因は、食事内容の違いが大きく影響しています。野菜をたくさん食べる人は量が多く、あまり野菜を食べずに肉ばかり食べている人は量が少なくなりがちです。これは野菜に含まれる食物繊維の影響です。

食物繊維は消化吸収されずにそのまま大腸に送られて便の材料になります。また水分を吸収して膨らむ性質があるので、食物繊維の摂取量が多いと、排便量が多くて硬くない便になります。