ビフィズス菌

ビフィズス菌

善玉菌の代表格「ビフィズス菌」は、オリゴ糖や乳糖を分解して乳酸を生産する「乳酸菌」の一種です。乳酸菌は悪玉菌を追い出して腸内環境を整え、肝臓の解毒作用を助けます。また乳酸菌が体内で作る乳酸や酢酸などの有機酸は、大腸内を酸性にして病原菌の感染や発がん物質の生成を予防します。また、腸は酸性になると刺激されて、蠕動運動が活発になるため、便秘の解消にも役立ちます。

健康に重要なビフィズス菌

ビフィズス菌には、強い発がん性物質のニトロソアミンを腸内で分解する作用があることが確かめられています。胃がん、大腸がん、肝硬変などになった人の腸内では、ビフィズス菌が減少して悪玉菌が増殖します。風邪や口内炎、下痢や便秘などの状態でもやはりビフィズス菌が減少しています。腸内にいるビフィズス菌の数は、人間の健康や老化に深い関係があるのです。

ビフィズス菌の特徴とはたらき

ビフィズス菌は乳酸と酢酸を生成しますが、悪玉菌が作り出すアンモニアやアミン、インドールのような有害物質は一切生成しません。ビフィズス菌は人間にとってプラスの働きだけを持つ大変有用な菌です。しかしビフィズス菌が腸内に留まり、健康にプラスになるように働いてくれる期間は約一週間くらいしかなく、一度摂取すれば永久に腸内で増殖するというものではありません。ビフィズス菌は、加齢とともに減少していきますし、日常のストレスによっても少なくなるので、毎日継続して摂取することが大切です。

ビタミンの生成・・・ビタミンB1・B2・B6・B12・K、葉酸、ニコチン酸などのビタミンを生成します。これらは健康維持や美容に大きく関わっています。

免疫力を高める・・・ビフィズス菌に含まれる成分が腸内の免疫システムを刺激して、免疫力を高めています。

腸内環境を整える・・・ビフィズス菌の菌体に、悪玉菌による有害物質や食事で摂り入れた有害物質を吸着して排泄します。

病原菌の感染防止・・・ビフィズス菌が生成した有機酸が腸内を酸性にして病原菌の増殖、感染を防ぎます。

便秘や下痢の防止・・・ビフィズス菌が生成した有機酸が腸の蠕動運動を促し、その結果排便がスムーズになります。

血中コレステロールを下げる・・・動脈硬化などを引き起こす血中コレステロールを下げる働きがあります。