食物繊維

食物繊維

栄養成分がないといわれ無視されていた食物繊維ですが、さまざまな研究の結果、今では腸をキレイにするはたらきがあり、人間の健康と長寿に不可欠なものとして見直されるようになりました。また食物繊維は、食べても太らないことから、肥満予防にも最適です。

効率的に食物繊維をとるには

食物繊維は成人で1日に20〜25g摂取する必要があります。野菜・穀類・豆類・果実類・海藻類・芋類・きのこ類に多く含まれている食物繊維ですが、その中でも多く含むものと少ないものがあります。海藻類ではひじきが43.3gで一番多く、きのこ類ではきくらげに57.4gも含まれています。食物繊維が多く含まれる主な食品は次の通りです。

食物繊維の主な効果

食物繊維は摂りにくいと敬遠されがちですが、ぜひ積極的に摂るようにしたいものです。食物繊維には次のような効果があります。

大腸がんの予防・・・食物繊維が腸内に入ると、排泄される便の量が2〜3倍にも増えます。それによって悪玉菌が作る腸内の発がん性物質などの有害物質濃度が薄められ、腸粘膜への刺激がやわらげられて大腸がんの予防につながります。

悪玉菌を排泄・・・腸内では腸内細菌が食物繊維を利用して有機酸を作り、それが腸管を刺激して腸の蠕動運動を促すために、腸内の有害物質を早く排泄することができます。

糖尿病予防・・・糖質の吸収を遅くさせるために、血糖値の急激な上昇を抑えられ、糖尿病の予防などに効果があります。

コレステロール値を下げる・・・胆汁酸、食物のコレステロールや中性脂肪を食物繊維がため込んで排泄するため、血中コレステロールが下がります。その結果、心臓病、高血圧、脳卒中などの予防につながります。